[合格体験記] 応用情報技術者試験、合格しました!

応用試験合格記.jpg
昨年12月21日(木)、私は仕事をしながら、ずっと時間を気にしていました。

お昼休みに入ってすぐ、ご飯の準備もせずにスマホに飛びつきました。
ブラウザを開いて、とあるサイトに行きます。

そして、目的のページが公開されていることを確認した後、一度呼吸を整えて、次のページに飛びました。

 

深く息を吐いた後、スクリーンショットを撮って、会社のチャットに書き込みました。

応用情報技術者試験、合格しました!

というわけで、勉強方法や感想などをまとめていきたいと思います。

目次

  • 応用情報技術者試験の概要
  • 勉強法と勉強時間
  • 受験した感想など

 

応用情報技術者試験の概要

まずは、公式のWebページから、『対象者像』をご紹介します。

ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者

つまり、ITつよつよマンが対象です。

情報処理技術者試験には4段階のレベルが設定されており、応用情報技術者試験は『レベル3』に当たります。
プログラミングやデータベースから、会計・法務に関する知識まで幅広く問われる試験になります。

また、これより上のレベル4の試験になると、各分野のスペシャリストとしての試験になります。
これにより、範囲は狭まりますが、より深い知識が問われるようになります。

 

試験は、午前と午後に分かれています。

午前は、4択のマークシート方式の80問を150分で回答していきます。
こちらは、1問に掛けられる時間が短く、とにかく速く正確に問題文を読み解いていく必要があります。

午後は、記述式の試験で、こちらも150分です。
大問が11個あり、問1は必須、問2~問11は10問の違う分野の問題から4つ選択して、計5つの大問を解きます。
こちらは、1問ずつが重く、「どの分野の問題を選ぶか」や「1問ごとにどれくらい時間をかけるか」など、事前に戦略を立てて挑む必要があります。

 

勉強法と勉強時間

勉強に使用したもの

まず教科書はこれを使用しました。

徹底攻略 応用情報技術者教科書

網羅的に書かれているのと、頻出単語の単語帳アプリがついているので、非常に助かります。
ただし、基本情報技術者などを受験せずにいきなり応用情報から受ける場合は、
基本的なところを少し省略しているため、ちょっと情報量が足りないかもしれません。

 

過去問は、問題集を買ったりせずに、下記のサイトでやってました。

応用情報技術者過去問道場

午前問題はもちろん、午後問題についても解説がついているので非常にありがたいです。
また、ユーザー登録すると自分が間違えた問題なども振り返れたり、
他の受験者たちに質問ができる掲示板があったりするので、非常に便利です。

 

勉強時間

まず前提として、数年前に基本情報技術者に合格しているため、
多少忘れてはいても基礎的な知識は以前に学習済みです。

そのうえで、私の場合はだいたい合計で90時間くらい今回の試験に向けて勉強しました。
平日は1時間程度、休日は2時間~試験前は8時間くらいでした。
あと、ちょいちょいサボった日もありました。

順番としては、

  1. 教科書1周目(2か月前~1か月半前くらい)
  2. 午前問を過去問道場でやりつつ教科書2周目(3週間前くらいまで)
  3. 午前問と午後問ひたすら

みたいな感じでした。

特に社会人だと良くあるパターンですが、平日は午前問をやって、
休日の時間があるときに午後問をやっていました。

また、一番直近の過去問だけはやらずに残しておいて、
朝起きる時間から、試験の開始時間も合わせるようにして、試験前日にやりました。
これが結構、予行演習になってオススメです。

 

受験した感想など

応用情報を受ける場合、結構な割合で午後問を何にするのかを事前に決めて、その分野だけに絞って午後の対策をする人が多いと思います。
実はこれは応用情報の試験では、あまり良い手ではなかったりします。
『そもそも横断的な知識を測る試験だから』みたいな、いい子ちゃんな理由ではありません。

応用情報技術者の午後問は、そのときによって分野ごとの難易度が全然違うからです。

データベースが簡単な回もあれば、アーキテクチャが簡単な回もあります。
なので、ある程度全部の知識があれば、本番で簡単なやつを選んで解くことができます

「過去問を全部解け」とは言いません。
その年の過去問を解くときに、ぜひ通しで午後問を眺めてみてください。

 

また、自分の中で「そんなことは常識だよ!」と思っているところと、「そんなところ意識したことないな」と思うところがあって、
自分の知識の偏りを客観的に見直すことができたと思います。

ITの分野での『偏り』というのは悪いことではなく、プロフェッショナルと言い換えることもできます。
ただ、だからといってそれにかまけずに、苦手だったり触れたことが少ない分野に対しても興味をもって学んでいきたいと思います。

最後に

弊社では、試験の受験料の補助や、書籍購入の補助があります。

自身のスキルアップや、ステップアップのためのバックアップの体制があり、それを他の社員にも還元していくような仕組みづくりをしています。

ぜひITに興味がある方は、一緒に弊社で働きましょう!

お気軽にご依頼・ご相談ください

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