勉強会
2025.09.02
今回の記事では、社内で開催されている「DX勉強会」の様子をお届けします。勉強会を運営している担当者と参加メンバーにヒアリングしたリアルな内容です。
2025年6月にはじまったこの会は、毎週金曜日の午後に開催され、お菓子などをつまみながら1時間ほど、和やかな雰囲気で進んでいるようです。
勉強会をはじめた背景には「ITの知識でふんわりとだけ知っている内容について、理解があいまいになりがちな部分を解消して、よりお客様の役に立ちたい」という思いがあったそうです。
そこで、いくつかテーマをピックアップして深い知識として整理し、実務に活かせるような取り組みをするため、勉強会として立ち上げました。
これまでに扱ったテーマは多岐にわたります。一例は以下のとおりです。
・そもそもDXとは
・Dataverse for Teams
・マルチプレキシング
・Copilot Studio(新技術の活用)
・Power Platformとガバナンス
・PL-900資格取得のための基礎知識
・アプリケーションライフサイクル管理(ALM)
「勉強会で取り上げた内容が実際にお客様対応の役に立った」との声もあり、学びと実務がしっかり結びついています。
勉強会の進め方ですが、運営担当者は「ディスカッション形式で進めている」と話してくれました。中堅メンバーがモニターを使って説明し、その後質疑応答したり、意見を出し合ったり、という流れです。説明の際にはAIを活用して作成したスライドを利用することもあり、勉強会のための準備に多くの時間を費やすことはありません。
若手メンバーは真剣に耳を傾け、テーマによってはファシリテーション役を務めることも。先輩たちのときに手厳しいフィードバックを受けながら「ファシリテーションスキル」も身に着けています。
参加している若手メンバーにもヒアリング。さまざまな声が寄せられました。
「業務中には聞きづらいことを質問できる時間としてもありがたい」
「リラックスして学べる場で、リフレッシュにもなる」
「自分の学びをアウトプットする機会は記憶の定着になり深く身に着く」
「認識合わせができて、知識の幅が広がる」
「ALMやマルチプレキシングの理解が深まり、実務で役立った」
参加しやすいように飲食をOKにしたり、テーマも若手から持ち寄ってもらったりする工夫もされています。
担当者は「ときには認識のズレで議論が白熱することもある」と笑いながら話してくれました。それも含めてよき学びの機会ですね。
素直に学び、粘り強く取り組み、課題を自分ごととして捉える――フロッグポッドが大切にしている価値観が、この勉強会のなかで自然に息づいています。
勉強会を通じて、若手と中堅の交流やチームの結束も強まり、「プロとしてふるまう力」を育てる場になっているのではないでしょうか。
DX勉強会は、運営担当者や参加者の声からも伝わるように、知識の習得にとどまらず、チームのつながりを深める大切な時間となっています。
フロッグポッドでは、学び合いながら成長していくことを大切にしています。こうした取り組みに共感し、「一緒に成長していきたい」と思ってくださる方を、私たちはお待ちしています。